モーターサイクル用 低燃費タイヤの開発

燃費性能とグリップ性能の両立した「低燃費タイヤ」を開発中

地球環境保全の重要性が増す中、当社はモーターサイクル用低燃費タイヤの開発に力を注いでいます。この取り組みは、燃費向上によるCO2削減を目指し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献するものです。近年、バイクメーカー各社も厳しい燃費目標を掲げており、タイヤはその目標達成の鍵を握る重要な要素です。

タイヤの燃費性能を向上させるには、「低燃費性」と「グリップ性能」という、相反する課題を克服する必要があります。当社ではこの難題に対し、低燃費用コンパウンドの開発をはじめ、タイヤの軽量化や構造の見直し、CAE技術※の活用などを実施。これらの技術により、燃費性能を向上させるだけでなく、操縦安定性や耐摩耗性といったモーターサイクルタイヤとして求められる性能も高次元で両立できるよう目指しています。

当社は自社評価基準を基に、転がり抵抗の測定やグリップ性能、耐久性などを徹底的に検証。燃費性能と操縦性のバランスが取れたタイヤ開発を進めています。

※コンピューター上で疑似的な製品の試作品を作成し、性能をシミュレーションすること

その他の活動

独自開発のノーパンク技術で環境に配慮

東京都内などで運用される赤い電動アシスト自転車に、当社が独自開発したノーパンクチューブ「微細発泡ウレタンエラストマー」素材を採用。耐久性に優れることから、維持コスト削減と環境貢献が期待されています。

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石油由来材料を削減

当社は石油由来の材料を見直し、環境負荷を減らす「ナチュラルカラータイヤ」の開発を進めています。現在、環境対応型材料の使用割合は最大約70%に達し、今後も引き続き環境負荷低減を目指したタイヤ開発に注力していきます。

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環境に配慮した梱包資材への転換

プラスチックごみ削減のため、タイヤ梱包材をプラスチックからリサイクル可能な紙素材へ切り替えを進めています。対象は自転車用スポーツタイヤで、2019年から開始し現在も継続中です。CO2の排出量を減らし、排出抑制で環境保全に貢献します。

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モーターサイクル用 低燃費タイヤの開発

地球環境保全に向けた取り組みとして、モーターサイクル用低燃費タイヤの開発を進めています。低燃費性とグリップ性能の両立を目指し、軽量化や新素材の導入、CAE技術を活用。自社基準で性能を検証し、燃費向上による環境負荷の軽減を目指しています。

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独自開発のノーパンク技術で環境に配慮
石油由来材料を削減
環境に配慮した梱包資材への転換
モーターサイクル用 低燃費タイヤの開発