石油由来材料を削減
環境に配慮した「ナチュラルカラータイヤ」の開発
タイヤの製造にはさまざまな材料が使用されていますが、その約8割が石油由来です。当社では、カーボンニュートラルへの取り組みの一環として、タイヤの材料の見直しに着手しています。
具体的には、石油由来材料を環境対応材料(石油以外の材料やリサイクル素材)に置き換える「ナチュラルカラータイヤ」の開発です。これにより材料の環境負荷を低減させることを目指しています。
現在、使用する環境対応材料の割合は約23%から最大約70%まで向上。その試作タイヤを、2024年4月に東京ビッグサイトで開催された日本最大級のスポーツ自転車イベント「CYCLEMODE 2024」にて展示するに至りました。今後も石油資源の使用量削減や二酸化炭素排出の抑制に貢献するため、引き続き環境負荷低減を目指したタイヤ開発に注力していきます。